ドラッグストアで買える!おすすめ育毛剤厳選7選と賢い選び方

薄毛や脱毛でお悩みの方は多く、育毛剤市場は留まるところを知らずドラッグストアでは育毛剤コーナーが一角を占めています。メディアで紹介される通販専用の物もありますが、やはり、実際に手に取って比べてみたいものです。

しかしその中で、実際にどれが自分に合っているのか、本当に効果があるものはどれなのか、何を基準に選べばよいのか、非常に迷うところです。育毛剤に記載されている商品情報には成分や効果がありますが、多すぎて把握しきれないというのが実感です。

自分にあった製品を選ぶために、押さえておくべき育毛剤と発毛剤の違いから、育毛剤の成分とその効果、おすすめの商品情報まで詳しく紹介します。

育毛剤とは?どんな効果があるの?

育毛剤には、どのような効果を期待して使いますか。例えば、抜け毛予防、フケ・かゆみ、頭皮環境をよくする、髪のハリやコシとボリュームアップなどでしょうか。
自分の症状に合った商品を選ぶためには、製品の広告やパッケージに記載されている情報を正しく理解する必要があります。ここでは、育毛剤と発毛剤の違いや育毛剤の成分について整理していきましょう。

育毛剤と発毛剤の違い

育毛剤、発毛剤という言葉は、「医薬品医療機器等法」いわゆる薬機法という法律で定められています。
この法律では、配合されている成分の種類や量、効能効果によって、化粧品、医薬部外品、一般医薬品、医療用医薬品の4つに分けられています。

この中で、日本で唯一発毛効果が認められている「ミノキシジル」が配合されている製品だけが、一般医薬品に分類され、発毛剤と呼ぶことができます。

一方、育毛剤には、「医薬部外品」に分類されるものと「化粧品」に分類される物があります。医薬部外品に分類される育毛剤は、作用は穏やかですが、頭皮を健康に保ったり、頭皮の血流をよくしたりして発毛や育毛を促すなどの効果が期待できる成分が配合されています。

育毛剤の効果として使える言葉は「育毛、薄毛、かゆみ、脱毛の予防、毛生促進、発毛促進、ふけ、病後・産後の脱毛、養毛」に限られています。
また、化粧品に分類される育毛剤では、さらに作用は穏やかで、頭皮・毛髪をすこやかに保つ、ハリ・コシを与える程度にとどまっています。

参考URL:https://www.jcia.org/user/common/download/business/advertising/JCIA20200615_ADguide.pdf

医療用医薬品 カルプロニウム塩化物液(フロジン液)
低濃度で育毛剤に配合されている場合があります。
脱毛症・白斑用剤
一般医薬品 ミノキシジル 発毛剤
医薬部外品 作用は穏やかですが、有効成分が配合
薬用化粧品(医薬部外品と表示)
育毛剤(養毛剤)
化粧品

育毛剤と発毛剤の違いについて、詳しくはこちら

発毛剤と育毛剤の違いについて。使用が必要な人はどんな人?種類別に製品情報を解説!

薬用育毛剤とそうでないものの違い

育毛剤には、前述の通り、医薬部外品に分類されるものと化粧品に分類されるものがあります。有効成分が配合されている医薬部外品に分類される育毛剤を「薬用育毛剤」と表示していることが多いようです。製品の表示をよく見てみましょう。

育毛剤によく含まれている成分とその効果

育毛剤には、薬効成分、保湿剤、油分、香料のほか添加物などが配合されています。
主な成分の作用には、血行促進剤、毛母細胞賦活剤(もうぼさいぼうふかつざい)、抗男性ホルモン剤、抗炎症剤、ふけ抑制剤、頭皮のかゆみ止め、頭皮の保湿剤、頭皮の浸透促進剤などがあります。その中でも、特に注目したい成分について紹介します。

これが入っているかを見よう

ビタミンE(トコフェロール、酢酸トコフェロール)
ビタミンEには、末梢血管を拡張して血流を促す作用があります。頭皮の血行が良くなると、毛包部(もうほうぶ)へ栄養が補給されることや老廃物が取り除かれることで、毛髪の成長が期待できます。

グリチルリチン酸ジカリウム
グリチルリチン酸ジカリウムには、抗炎症作用があります。毛包部周辺の炎症が脱毛の原因のひとつでもあります。そこで頭皮の炎症を抑えることで、頭皮環境を良好な状態に保ち脱毛の予防につながります。

ビワ葉エキス
ビワ葉エキスの成分は、精油、サポニン、アミグダリン、ブドウ糖、クエン酸、タンニン糖質などで、古くから皮膚炎などに使用されてきました。
その後の研究で、ビワ葉エキスは、毛根を取り囲む毛包内にある幹細胞という毛の成長に関係するDNAのダメージを抑える効果が認められており、脱毛予防や白髪の改善が期待されています。

アデノシン
アデノシンは、発毛の司令塔である毛乳頭(もうにゅうとう)に直接作用して、発毛促進因子のFGF-7を増やす働きがあり、2004年に医薬部外品の有効成分として承認されました。男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版でも、使用がすすめられている成分です。

t-フラバノン
t-フラバノンは、西洋オトギリソウエキスの研究から得られた物質で、毛髪の成長を抑制する「TGF-β」というたんぱく質の働きを抑えて、ヘアサイクルの成長期を維持すると言われています。
発毛促進の効果はまだ確かではありませんが、前述のガイドラインでも使用に差し支えないとされています。

そのほか、入っていると嬉しい成分

センブリエキス
センブリエキスには、毛根を刺激する作用や、血液の循環を良くする働きがあります。脱毛している頭皮では毛細血管の機能が低下していると言われており、育毛剤に配合することで、発毛促進や脱毛予防が期待できます。

ニンニクエキス
ニンニクエキスの主な成分は、ビタミンB1と硫化アリルです。末梢血管拡張作用により血液循環が良くなる作用や、皮膚の角質層の水分を保持する働きがあり保湿剤として配合されることもあります。

ニンジンエキス
ニンジンエキスは、血行促進作用に加え、毛髪の元となる毛母細胞の分裂や増殖などに関与するとも考えられています。

イソプロピルメチルフェノール
イソプロピルメチルフェノールは、各種の細菌やカビなどに対する弱い殺菌作用や、紫外線に対する抗酸化作用が認められています。
ほとんど無臭で、刺激性が無く、アレルギーも起こしにくいため、育毛剤に殺菌剤として配合され、頭皮環境をよくしてふけを予防します。

参考URL:http://www.osaka-kasei.co.jp/products/disinfectant/index.html

オウバクエキス
オウバクエキスの主成分の塩化ベルベリンには、各種細菌に強い抗菌作用や抗炎症作用、紫外線吸収作用、傷の治りを早くしたり肌を引き締めたりする作用などがあります。
育毛剤に配合することで、頭皮を清潔に保ち、肌荒れ防止が期待できます。

参考URL:https://www.yakken.jp/genryou/genryou4.html

グリセリン
頭皮を保湿して頭皮の状態を整えると、育毛効果が上がる場合があるため、保湿剤としてグリセリンが配合されています。ヒアルロン酸やプロピレングリコール、コンドロイチン硫酸なども同様に保湿目的で配合されています。

l-メントール
l-メントールは天然の香料として配合されますが、有効成分を頭皮から浸透させやすくする作用や、清涼感によりかゆみを抑えることも期待されています。

育毛剤と発毛剤、どっちを使えば良い?

脱毛や薄毛の原因は、食生活やストレス、頭皮環境の悪化など色々複合的です。
家族にAGAのいない方の場合、生活習慣を見直すと共に、育毛剤を使って頭皮環境を整えることで、脱毛を予防し今ある髪を守ることが期待できます。また、AGAの可能性がある方でも、循環器系の持病がある方や高齢の方の場合、副作用の少ない育毛剤を使うことをおすすめします。

一方、家族にAGAの方がいる場合や、おでこから頭頂部にかけて薄毛が進行し、脱毛部分が広くなっている方は、発毛剤を使いましょう。使用上の注意をよく理解し、薬剤師から説明を受けて購入するようにしましょう。

育毛剤の選び方

育毛剤は数えきれないぐらい販売されていて、どれが良いのか本当に悩みます。育毛剤を選ぶ時には、いくつかのポイントに注目して選ぶようにしましょう。

1.成分に注目する。

ご自分で「これは効きそうだ」と思う成分に注目して、配合されている製品を探してみましょう。生薬成分や海藻由来の抽出物、最近研究された化合物などの情報をよく読み、成分の数にも注目してみましょう。

2.容器に注目する

脱毛部分が狭くピンポイントで使いたい方は、毛髪を分けて頭皮に直接塗布することのできるノズル式が良いです。

一方、頭皮全体の環境を良くしたい方は、広範囲に塗布しやすい瓶の口から直接液体を振りだすタイプやエアゾール式がおすすめです。毎日使うものですから、容器の使いやすさで選ぶのも良いでしょう。

3.価格に注目する

育毛剤は、基本的に長期間使い続けることになるので、価格も重要なポイントになります。効果と費用を考えて選びましょう。

4.購入方法で選ぶ

最近では、ドラッグストアも公式サイトがあるため通販で購入することができます。またネット通販でしか購入できない製品や、複数本や定期購入など購入方法もさまざまです。ご自分にとってどの方法が買いやすいかも、長く続けていくためには重要なポイントです。

効果的な使い方を教えて!

育毛剤を効果的に使うために、生活に組み入れるための使用の流れとポイントを紹介します。

1.育毛剤を使う前に、まず洗髪

清潔な頭皮の方が、薬液が良く浸透します。指の腹を使ってマッサージするように頭皮の皮脂や汚れを落とし、しっかりとすすぎます。1日2回使用する場合でも、1日1回の洗髪でOKです。

2.洗髪後はドライヤーで乾かす

髪や頭皮が濡れていると、薬液の成分の濃度が薄くなったり、頭皮に浸透しづらくなったりします。また、濡れたままの髪や頭皮は細菌が発生しやすくなるなど、頭皮環境の悪化原因にもなります。風量が多く低温で乾かすと髪にも頭皮にもダメージが少なくなります。

3.頭皮のマッサージ

頭皮をマッサージすると血行が良くなり、薬液が浸透しやすくなります。指の腹を使って3~4分の頭皮マッサージを習慣にしましょう。

4.育毛剤を頭皮の地肌に塗布する

塗布する時には、髪の毛に付かないように、髪をかき分けて地肌に直接塗布することが大切です。くしなどで筋を付ける必要はありません。手で軽くかき分けたところに付けましょう。

5.育毛剤を付けた後は自然乾燥で浸透

薬液を浸透させるために、育毛剤を塗布した後は自然乾燥させます。
ドライヤーで乾かすと薬液が浸透する前に蒸発したり固まってしまったりします。また、育毛剤を付けた後にタオルで拭いたり、乾かないうちに寝てしまったりすると、せっかく付けた育毛剤が取れてしまうので注意しましょう。

6.スタイリング剤は育毛剤が乾いてから

スタイリング剤を使う時は、必ず育毛剤が乾いてから使ってください。
併用すると、育毛剤の濃度が薄まったり、取れてしまったり、成分が混ざって皮膚に障害が起こるリスクが高くなります。使う順番に気を付けましょう。

おすすめの育毛剤:厳選7選

代表的なメーカーから、おすすめの育毛剤を紹介します。

アンファー スカルプD 薬用育毛トニック

頭皮環境を整えるシャンプーで知られる(株)アンファーの育毛剤です。

発毛促進・脱毛予防の有効成分は3種類で、頭皮の血行を改善する「酢酸-DL-α-トコフェロール」と「タマサキツヅラフジアルカロイド」、抗炎症作用のある「グリチルリチン酸ジカリウム」でフケ・かゆみを抑えます。また頭皮環境を整え、育毛効果をアップさせる成分として、大豆イソフラボンを成分とする豆乳発酵液が配合されています。

容器は、薬液が液だれしにくく頭皮に留まり、浸透しやすい特殊ノズルを搭載しています。

1本で約2ヵ月分、公式サイトで通常価格3300円(税込み)です。定期購入では15%offになります。公式サイトからの購入がお得なようです。

ミノキシジル配合発毛剤「アンファースカルプDメディカルミノキ5」もあります。詳しくはこちら

カロヤンガッシュ

カロヤンガッシュは、製薬会社の第一三共ヘルスケアが販売する育毛剤です。

6種類の有効成分が総合的に働き、発毛促進、育毛、脱毛予防に効果を発揮します。主たる発毛促進成分は、医療用医薬品の成分のカルプロニウム塩化物が2%配合され血管拡張作用で頭皮の血流を改善します。

その他、頭皮の皮脂量を下げて脱毛を予防するカシュウチンキ、毛乳頭細胞を活性化させるチクセツニンジンチンキ、殺菌作用のあるヒノキチオール、皮膚や頭髪の健康維持のためのパントテニールエチルエーテル、爽快感を与えるl-メントールが配合されています。

容器を逆さにすると1回の使用量2mLが計り取れるノズル式で、頭皮にノズルをとんとんと押し当てると塗布することができます。

1本2ヵ月分でメーカー希望小売価格7334円(税込み)です。ドラッグストアやAmazon、楽天市場などの通販サイトにて4000円前後で購入できるようです。

カロヤンガッシュの詳細はこちら

アデノゲンEX

アデノゲンEXは、化粧品メーカーである資生堂が販売する男性用育毛剤です。シャンプー・コンディショナーを含むアデノゲンシリーズのひとつです。

アデノシンを配合し、発毛促進因子(FGF-7)の産生、毛根の成長期の延長、血行促進効果により発毛促進、育毛を促します。
その他の有効成分は、β-グリチルレチン酸、パントテニールエチルエーテル、l-メントール、クジン抽出液、酢酸DL-α-トコフェロール、ニンジンエキスです。クジン抽出液は、クララという植物の根のエキスで、抗菌作用や毛根の細胞増殖促進作用によるふけ予防や育毛が期待できる成分です。

容器は、直接頭皮に振りかけるタイプです。

1本300mLで約2ヵ月使用でき、資生堂の公式オンラインショップで参考小売価格11000円(税込み)ですが、150mLおよび50mLのサイズもあります。
ネット通販サイトでも購入でき、2021年7月現在Amazonで8569円(税込み)、おまとめ価格などもあります。

サクセス バイタルチャージ

「サクセスバイタルチャージ」は清潔・健康・美に関するさまざまな分野で事業展開する「花王」が販売するサクセスシリーズの育毛剤です。

サクセスバイタルチャージの発毛促進の有効成分は、花王が独自で開発したt-フラバノンです(1.3. 育毛剤によく含まれている成分とその効果をご参照ください)。その他の有効成分として、血行促進作用で抜け毛を予防するニコチン酸アミドとセンブリエキス、抗炎症作用のβ-グリチルレチン酸で頭皮環境を正常化し、フケ・かゆみを防ぎます。

先端が丸い容器で直接頭皮に塗布しますが、添加物として液だれ防止成分が含まれており、たれにくくマッサージしやすい液状です。

2021年7月現在、Amazonの花王サイトで1本200mL 2700円(税込み、送料無料)です。1回約2mL、1日2回使用で約50日間使用できます。

参考URL:https://www.kao.com/jp/products/success/4901301308955/

強力加美乃素A

「強力加美乃素A」は、1932年から養毛・毛生剤を世界に先駆けて販売した(株)加美乃素本舗が販売する育毛剤です。

加美乃素本舗のスカルプケアシリーズの中で、強力加美乃素Aは7つの有効成分を配合して複合的に頭皮や毛根の機能を高め、フケやかゆみを抑え抜け毛を防ぎます。独自成分のカミゲンEおよびカミゲンKが血行を促進し、CS-ベースが毛母細胞に作用し、育毛、発毛を促します。その他の有効成分として、毛髪の成長を助けるビタミンB6、発毛をサポートする女性ホルモンのエチニルエストラジオール、抗菌作用のイソプロピルメチルフェノール、頭皮の角質を柔らかくして薬液の浸透を促進するサリチル酸が配合されています。

容器は遮光のガラス製で、直接頭皮に振りかけるタイプです。

1本200mL、1回の使用量は3~4mLで約1ヵ月使用できます。公式オンラインショップで2310円(税込み)、お得な定期購入もあります。通販サイトの場合、1500~1800円ほどで購入できるようです。

また、髪の素のスカルプケアシリーズには、ミノキシジル5%配合の発毛剤「加美乃素デルタ」もラインナップされています。

加美乃素デルタの詳細はこちら

フレッシュリアップ薬用育毛トニック

「フレッシュリアップ薬用育毛トニック」は、大正製薬が販売する育毛剤です。

有効成分は、血行を促進するセンブリ抽出液と酢酸トコフェロール、 毛根部の毛母細胞を活性化して髪の成長を促し、育毛や脱毛予防作用のあるパントテニールエチルエーテルです。
その他の成分として、頭皮や毛髪に潤いを与える保湿成分のエンメイソウエキスが配合されています。

l-メントールを配合したエアゾール製品で、爽快感が持続するのが特徴です。大正製薬と言えばミノキシジル配合のリアップですが、併用はできません。

希望小売価格は、1本1085円(税込み)で、楽天市場やAmazonの大正製薬の公式サイトでも販売しています。

フレッシュリアップの詳細はこちら

インセント 薬用育毛トニック

「インセント薬用育毛トニック」は、入浴剤で知られる(株)バスクリンのヘアケア商品です。

インセント薬用育毛トニックの有効成分は、血流促進や毛包細胞増進作用のあるショウキョウと血行促進による細胞増殖を促すセンブリエキスに保湿剤としてニンジンエキスが配合されています。
使用感や香料の違う製品や、さらに高麗ニンジンが配合された育毛剤「モウガ」もあります。

直接噴霧するトニック剤ですが、粘度調整剤が添加されており、たれにくい液性です。

1本180gで、バスクリンの公式通販ショップで880円(税込み)です。