リアップが効かない人もいる? 効果的な使い方をご紹介

壮年性脱毛症による抜け毛、薄毛の進行を食い止め、健康な頭髪を育てる医薬品のリアップ。
実際に使った人のレビューやブログを見てみると、「薄毛が改善して、毛が生えてきた!」と効果を実感している人がいる一方で、 「発毛効果を期待してリアップを使ってみたのに、毛が増えない…」 「リアップを使っているのに、むしろ毛が減っている…」 など、リアップを試してみたものの、頭髪に変化がみられなかったり、逆に禿げが広がってしまったという人もいるようです。
リアップが効く人と効かない人がいるのはなぜでしょう? その原因を詳しくみていきましょう。

リアップを使っていても禿げた人がいるのはなぜ?

「リアップを使っているのに、禿げてしまった…」 リアップ使用者の声の中には、リアップが効かなかったというコメントを見かけることがありますが、これは何故なのでしょうか?そもそも禿げにもさまざまなタイプの禿げがあり、リアップは全てのタイプに効果を発揮するわけではありません。
リアップの効果の感じ方には個人差があるものの、あまりにも効果がみられない、あるいは逆に禿げてしまったという人は、リアップが適していないタイプの脱毛の可能性があります。
また、リアップの使用方法が間違っていた可能性も考えられます。

リアップの効果がない禿げのタイプがある

禿げや薄毛の原因には、加齢によるものだけでなく、病気や薬剤の副作用によるものなど、さまざまなタイプがあります。これら原因の異なる禿げのタイプの中で、リアップの発毛・育毛効果が認められているのは「壮年性脱毛症による禿げ」です。壮年性脱毛症は、男性ホルモンの働きによって、ヘアサイクルが乱れて起きる遺伝性の脱毛で、加齢に伴い進行していきます。
リアップに配合されている、発毛・育毛有効成分であるミノキシジルは、この壮年性脱毛症に効果を発揮しますが、それ以外の禿げや薄毛に対する効果が認められていないのです。
リアップが効かない禿げのタイプの一例を、症状別、原因別にみていきましょう。

一部だけに毛がない「円形脱毛症」

リアップが効かない脱毛や禿げの一つが円形脱毛症と呼ばれる病気です。
円形脱毛症の症状には個人差がありますが、十円玉ぐらいのスポット状の脱毛が1か所~数か所起きることが多いです。
壮年性脱毛症は、時間をかけて徐々に髪が薄くなる経過をたどりますが、円形脱毛症は突然発症し、進行スピードも速いのが特徴です。
円形脱毛症の原因はさまざまで、子どもから成人まで起きる可能性があります。
原因に応じた治療が必要なため、ただちに皮膚科を受診する必要があります。

皮脂の過剰分泌が原因「脂漏(しろう)性皮膚炎による脱毛症」

脱毛部位に激しいかゆみが伴う場合は、皮膚炎に伴う脱毛のサインのひとつです。
皮膚炎に伴う脱毛や禿げに対しても、リアップは効果がありません。
脂漏性皮膚炎による脱毛は、頭皮に溜まった皮脂をエサにして増殖したマラセチアというカビが原因で禿げる病気です。
脂漏性皮膚炎はフケやかゆみ、頭皮の赤みやジュクジュクを伴い、進行すると脱毛が起きます。
カビが原因の脂漏性皮膚炎は慢性化してしまうと、自然治癒が難しく、医療機関での治療が必要です。
この脂漏性皮膚炎にはリアップは効かないばかりか、リアップに含まれている成分が病変部を刺激し、症状を悪化させるので、リアップは使用できません。

フケで毛穴が詰まる「粃糠(ひこう)性脱毛症」

脂漏性皮膚炎による脱毛症によく似た脱毛症に、粃糠性脱毛症があります。
これは、頭皮に大量のフケが発生し、皮脂腺を塞いでしまうことでカビ、ダニ、老廃物などが溜まって炎症が起き、最終的に髪が抜けてしまう病気です。
脂漏性皮膚炎のフケがジュクジュクしているのに対して、粃糠性脱毛症にみられるフケは乾燥しているのが特徴です。
この粃糠性脱毛症も皮膚の炎症が原因でおこる脱毛症なので、リアップは効きません。
医療機関を受診しましょう。

脱毛の原因について

脱毛が起きる原因は、加齢による壮年性脱毛症や、皮膚の炎症に伴う脱毛以外にも、薬の副作用による脱毛や病気の影響による脱毛等があります。

薬の副作用による脱毛

体調がすぐれないときに飲んでいる薬が、脱毛を引き起こしていることがありあます。
例えば、頭痛や発熱時に飲む市販の鎮痛解熱剤や、花粉症・アレルギーの治療薬である抗アレルギー剤などは、その血管収縮作用によって頭皮の血行を悪くし、抜け毛や薄毛が起こりやすくしていることが分かっています。
また、薬ではありませんが、喫煙も頭皮の血行を悪化させ、抜け毛や薄毛を起きやすくします。

病気の影響による脱毛

頭髪の脱毛は、甲状腺機能低下症や膠原病、糖尿病などの大きな病気によって引き起こされることもあります。
急激な脱毛が起きた場合は特に注意が必要 ですから、医療機関を受診しましょう。

効果的な使い方ができていない

リアップ使い方が適切でないために、リアップの効果が発揮できていないケースも考えられます。
リアップの効果的な使い方が出来ているか、見直してみましょう。

使用期間が短い

リアップの添付文書にも記載があるように、リアップは最低でも6か月間、毎日継続して使用しないと効果が出ません 。
人によっては、リアップを使い始めた頃に、初期脱毛と呼ばれる脱毛が起きることがあります。
ただ、この脱毛は一時的なもので、使用開始から2か月で落ち着くので、過剰な心配をせず、まずは6か月続けることが大切です。

使い方が間違っている

リアップは、1日2回、定められた用量で使う必要があります。
使うのを忘れてしまったり、塗る量が少なすぎたり、または多すぎたりしても十分に効果を発揮することができません。

リアップの効果的な使い方は?

リアップをより効果的に使うためには、いくつかのポイントがあります。リアップの効果を高める方法をみていきましょう。

1日2回、忘れずに塗布

リアップを1日2回、忘れずに塗る習慣を生活サイクルの中で定着させましょう。
例えば、朝はスタイリングの前にリアップ、夜は寝る前にリアップ、と毎日同じ時間帯に塗るよう習慣づけると、塗り忘れも防止できます。

効果が出るまで6か月使い続ける

リアップの効果が実感できるまでには、正しい用法・用量を守って6か月間継続する必要があります。
効果が感じにくいからといって、途中で使用をやめたりすると、元の状態に戻ってしまいます。まずは6か月、根気よく続けてみましょう。

塗布前に血行がよくなるマッサージを行う

リアップを塗布する前には、頭皮のマッサージをおすすめします。
マッサージによって頭皮の血行が良くなると、髪の成長に必要な栄養を頭皮に行きわたるようになります。

リアップは全ての人に効果がある訳ではない

壮年性脱毛症に対する発毛効果が認められた医薬品のリアップ。医薬品なので強力なイメージを抱きがちですが、全てのタイプの脱毛、薄毛に効果があるわけではありません。
皮膚炎による脱毛や、その他の病気や薬剤が原因の脱毛、あるいは女性などに起きるホルモンバランスの乱れが原因の脱毛には効果が認められていません。
リアップを使う前に、リアップが合っているタイプかどうか「セルフチェックシート」 を使って確かめてみるのも良いでしょう。

正しい使い方で根気よく使い続けよう!

リアップの効果を実感するためには、定められた使用方法を守ることが大切です。
毎日の生活リズムの中で、1日2回のリアップを習慣にし、根気よく使い続けてみましょう。