リアップ後にドライヤーで乾かしても大丈夫? 正しい使い方について解説

壮年性脱毛症による薄毛・抜け毛を食い止め、発毛させる効果が認められている発毛剤リアップ。
リアップの効果を十分発揮させるためには、正しい使い方を習慣づけることが大切です。
リアップを使っているときに、つい見落としがちなのがドライヤーを使うタイミング。素早く髪を乾かし、頭皮を清潔に保ってくれるドライヤーは、リアップユーザーにとって必須アイテムです。ただし使うタイミングを間違うと、リアップの効果を妨げてしまうことがあります。

今回はリアップ後にやってはいけないNG習慣や、間違ったヘアケア習慣をチェックし、リアップユーザーのための正しいお手入れ方法について解説します。

リアップ後にドライヤーで乾かしても大丈夫?

リアップを使う時、シャンプーの後すぐにリアップを付けたほうが良いのか、あるいは髪をよく乾かしてからリアップをつけたほうが良いのか、ふと疑問に思うことがありますよね。

たとえば、以下のような使い方は問題ないのでしょうか?

  • 「お風呂上がりに、髪が生乾きの状態でとりあえずリアップを塗っておき、その後ドライヤーで乾かしている」
  • 「急いでいるときは、髪が生乾きの状態でリアップを塗ってしまい、ヘアセットの段階になってドライヤーで仕上げをしつつ乾かしている」

ついやってしまいがちな習慣ですが、リアップ後にドライヤーで乾かすのは大丈夫なのでしょうか?

ドライヤーで乾かすのはNG。その理由は

実はリアップの場合、リアップを塗った後にドライヤーを使うのはNGです。
なぜリアップ後にドライヤーで乾かしてはいけないのでしょうか。
実は、リアップの発毛有効成分ミノキシジルは、時間をかけて毛根近くまで浸透させる必要があるからです。
リアップを塗った後に、ドライヤーをかけてしまうと、ミノキシジルがしっかりと浸透する前に薬液が蒸発してしまい、十分な効果が発揮できなくなるからです。
また、シャンプーの後、髪が濡れた状態でリアップを塗り、その後ドライヤーで乾かすという方法も、もちろんNGです。
実際、リアップの添付文書にも「リアップは十分髪が乾いてからお使いください」と記載されています。つまり、リアップは乾いた頭皮に塗ることで効果を発揮するものなので、ドライヤーを使用する最適なタイミングは、「リアップを塗る前」ということになります。

リアップ後の適切な乾かし方は?

リアップ後の乾かし方は、自然乾燥がベストです。
リアップをつけた後、頭皮がしっとりと濡れている感覚がありますが、まさにその瞬間が、有効成分が頭皮の奥に浸透しているときです。ここで頭皮を触ったり、タオルで拭いたりしてしまうと、せっかく塗布したリアップが取れてしまいます。
また、リアップを塗ったとき、薬液が乾ききらないうちに就寝するのもNGです。せっかく塗ったリアップが寝具に付着し、取れてしまうからです。リアップが自然乾燥するまで、触らず放置しましょう。

万が一ドライヤーで乾かした場合は?

リアップをつけた後に、ついうっかりドライヤーをかけてしまった!という事態が起きるかもしれません。
もし万が一、リアップ後にドライヤーをかけてしまった場合は、ドライヤーの熱によってリアップの発毛成分が、頭皮に十分浸透する前に蒸発してしまった可能性があります。もったいないように感じてしまいますが、乾かしてしまったものは仕方がないので、その一回分に関しては諦めるしかありません。
そのとき、もう一度リアップを塗り直すことは絶対にしてはいけません。リアップは医薬品なので、一回量を厳密に守るようにしてください。

リアップ使用前に注意すべきこと

では、リアップの効果を最大限に引き出すためには、どのような点に注意すれば良いのでしょうか?ここで改めてリアップの正しい使い方と、使用前の注意点についてみていきましょう。

洗髪して汚れを落とす

髪についた脂よごれや頭皮に詰まった過剰な皮脂は、リアップの吸収を妨げます。以下のような正しい洗髪方法で汚れを取り除き、リアップがしっかりと浸透しやすい下地を作りましょう。

  • まずぬるま湯で下洗いをします。
  • シャンプーを手でよく泡立ててから、頭にのせます。
  • 頭皮を傷つけないように、指の腹を使って頭皮をマッサージするようにやさしく洗髪します。
  • 洗い残しのないように、ぬるま湯でしっかりとすすぎます。

髪をドライヤーで乾かす

洗髪後、髪が濡れたままだと、リアップの有効成分を頭皮に密着させることができません。ドライヤーで頭皮の余分な水分を乾かし、リアップが浸透しやすい頭皮環境を整えましょう。
ただし、高温の温風をあて続けると髪や頭皮にダメージを与えてしまう可能性があります。ドライヤーをあてる時は、頭皮が熱くなりすぎないよう、弱風で乾かすのがポイントです。

マッサージも忘れずに

リアップ前の習慣でおすすめなのが頭皮のマッサージです。マッサージによって頭皮の血行がよくなり、髪をつくるための頭皮環境が整います。
指の腹を使って、心地よく感じる程度の力加減がベストです。3~4分程度を目安に、マッサージする習慣をつけましょう。
マッサージが終わったら、リアップ塗布の準備完了です。

リアップ使用後の注意事項

リアップを塗ったら、その後はどのようなことに注意すれば良いのでしょうか。
リアップ使用後にしてはいけないことや、リアップユーザーのためのスタイリングのポイントを押さえていきましょう。

洗髪はNG

リアップを塗った後は洗髪してはいけません。リアップを塗った後、発毛有効成分は時間をかけて頭皮に浸透し、効果を発揮します。
より長く有効成分の働きをキープするためには、リアップ直後の洗髪はさけ、1日のうちでできるだけ時間をおいてから洗髪するようにしましょう。

帽子はNG

帽子は、直射日光に含まれる紫外線による頭皮の赤みやトラブルを防止するのに有効なアイテムです。ただし、リアップ直後に帽子を被るのはNGです。
リアップを塗った後、乾ききらないうちに帽子をかぶってしまうと、帽子の繊維に薬液が吸い取られ、せっかく塗ったリアップが取れてしまいます。リアップの効果が発揮できないばかりか、帽子にも薬液の白い結晶がこびりつき、シミや汚れの原因にもなるので注意が必要です。

整髪料と併用する方法

リアップ塗布後に、スタイリングの仕上げとして整髪料を併用する場合も注意点があります。リアップユーザーでも整髪料を併用することは可能ですが、かならずリアップが完全に乾燥してから整髪料を使用するようにしてください。
まだリアップが生乾きの状態で整髪料を使ってしまうと、リアップが取れてしまったり、互いの成分が混じり合って肌トラブルを引き起こしたりする可能性があるからです。

リアップを使用したらそのまま放置

リアップをつけた後は、「そのまま放置し、自然乾燥させる」が基本原則です。リアップ後に頭皮や髪に触れたり、マッサージしたりしてしまうと、せっかく塗ったリアップが取れてしまい、もったいないので注意しましょう。
毎朝、ヘアケアやスタイリングの習慣のある人は、リアップが自然に乾く時間を計算して、余裕を持って外出前の準備ができるようにしましょう。

リアップ使用後に副作用が出ることもある?

リアップを使用するにあたり、気になるのが副作用です。リアップは第一類医薬品なので、副作用の可能性がゼロというわけではありません。
体質によって、皮膚の赤みやかゆみの症状が現れたり、ごく稀に頭痛やめまい、むくみなどが現れたりすることがあります。
これまでに重症例は報告されていないため、あまり心配する必要はありませんが、持病のある人や、使用中に異常を感じたときはすぐに医療機関を受診しましょう。

万全の状態を整えてリアップを使用しよう

リアップの効果を最大限に引き出すには、リアップ前にドライヤーを上手に使い、頭皮の状態を万全に整えておくことが重要です。そうすることでしっかりとリアップを浸透させ、確実に効かせることができます。
そのためには、まず洗髪、そしてドライヤーでしっかり乾燥、マッサージで血行促進、リアップを塗布、リアップを自然乾燥させた後にスタイリング等を行う、という正しいヘアケアの流れを習慣づけ、発毛に適した土台を作っていきましょう。